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薬局の営業権(のれん代)はどのように算出されるのか

営業権の相場は営業利益の3~5年分

これまで営んできた薬局は、一体いくらぐらいの価値があるのか。譲渡を考えているオーナーの方なら、誰でも気になるところでしょう。

一般的に、薬局の譲渡価格は、「営業権価格」「営業用財産価格」「薬品在庫価格」の3つの合計から算出されます。

「営業権価格」とは、いわば「のれん代」。「薬局が利益をあげる力」を表した価格です。ベースとなるのは、売上総利益から賃貸料や人件費などの販売管理費を差し引いた営業利益。そこから、薬局の将来性やリスクなどを考慮して、今後5年間の経営状況を予測し、価格を算出します。

弊社では、データだけでは正確な価値を測れないと考えており、現場での情報収集も重視しています。たとえば、薬局と結びつきの強い医療機関に素性を明かさずに出向き、ドクターの年齢や人柄、力量、後継者の有無などを確認。今後の存続年数を予測し、価格に反映させます。

一方、「営業用財産価格」とは、造作設備、什器備品などの資産の価格です。償却度を加味して算出します。

「薬品在庫価格」はその名の通り、契約前におおよその金額を算出しておき、譲渡日前日に棚卸しをして確定します。

 あくまで目安ですが、営業権の相場は、営業利益の3~5年分。たとえば、毎月50万円の営業利益が出る薬局であれば、2000万~3000万円ぐらいです。これに、在庫などの資産価格が加算されます。

もちろん、実際には、算出された譲渡価格がいつもそのまま通るとは限りませんが、この価格をベースに、買い手の要望も取り入れながら、落としどころを見つけていきます。

今すぐM&Aをしなくても、価格を把握すべし

自分の薬局の価格を把握しておくことは、今すぐM&Aをしようとは考えていない薬局オーナーにとっても大変重要なことです。現在の価格を知るとともに、今後価格が上がるか下がるかを把握することで、「3年後までには譲渡した方がいい」というように、最適な譲渡のタイミングを計ることができます。

また、試しに算出してみると、ほとんどのオーナーが「予想よりも、価格が低い」と感じるかもしれません。それが、今後の薬局経営のモチベーションにもなりますし、具体的な経営戦略やライフプランの作成にもつながります。

売上と営業権価格の例

アテック株式会社 取締役社長 鈴木 孝雄
「薬局オーナーのためのハッピー・M&A読本」より

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