【コラム】<br>事業承継の知恵袋

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3. 薬局M&Aを通した承継

薬局を任せるのにふさわしい信頼できる企業に自社株や薬局店舗を譲渡します。

自分の希望をまとめてみる。

「薬局M&A」と一口に言っても、着地点はさまざまです。

そこで、まずはどのような条件で譲渡したいのか、ご自身の考えをまとめられることをおすすめします。

株式を譲渡したいのか、店舗の一部を譲渡したいのか。
大手に譲渡したいのか、中堅チェーンに譲渡したいのか、薬剤師に譲渡したいのか。
いくらで譲渡したいのか―。

その他、従業員やリース、賃貸などの希望をまとめます。
この希望を基に、条件にあった相手先を探し、条件を交渉していくわけです。

薬局M&Aの注意点。

薬局M&Aをするにあたって、いくつか注意点があります。

まず自社株や店舗の評価を適切におこないましょう。
非常識な条件では、初期の段階で交渉が決裂してしまいます。

相談相手(仲介人)の選び方も重要です。薬局や薬局業界に明るくなければ、株式や店舗の評価が算出できないし、譲渡先の懐具合もわかりません。

具体的な交渉は、自分ひとりでするよりも、専門家を付けておこなうことをお勧めします。自分の会社や店舗を売り歩く行為は、風評被害を招くこともあるからです。専門家を代理人とすれば、風評被害を防いだり、有利な交渉を実現できたり、ノウハウの提供を受けるなど、相当のメリットを享受することができます。

「たとえばこんな…」ケース3 薬局M&Aを通した承継 - 秘密裏に譲渡先を探すことが原則

M社長は、地元薬剤師会の会長をしており、自身でも調剤薬局を3店舗経営していました。65歳を迎え、そろそろ奥様との時間を大切にしたいと考えていました。2人の子供は、それぞれ研究員と海外勤務をしており、会社を継ぐ気は全くありませんでした。

M社長
「うちは後継者がいないからなあ。でも、自分の立場上、知り合いに相談する訳にはいかないんだよ」
アテック
「そういったご相談はよく受けます。大切なことは、秘密裏に譲渡手続きを進めることです。途中で情報が漏れ、失敗に終わったケースは、社長もよく耳にされていると思います。予め譲渡先を決め、そこと最後まで話が持っていければ、途中で情報が漏れることはありません」
M社長
「なるほどね。M&Aの場合、下手な鉄砲も数打ち当たるはダメなんだね。となると、最初の相手先選びが肝心だね」
アテック
「その通りです。メンツが大切なのか、お金が大切なのか、人が大切なのか、社長の中で優先順位を付け、譲渡先を絞り込んでみてください。でも、無いものを求めても仕方ありませんよ。御社の規模だと、相手先に資金力があることが条件です。そう考えると、ある程度規模が大きく、財務内容がしっかりいて、融資を受けられる法人がいいかもしれませんね。それと、地元ということもあるでしょうから、誰もが知っている大手チェーンもしくは県外のチェーンであれば、社長の気持ちの整理が付けやすいかもしれませんね」
M社長
「そうかあ。うちを買い切れる法人を考えればいいんだな。今夜、妻と話してみるよ」
アテック
「そうですね。ただし、あまり多くの人に相談すると頓挫しますので、奥様だけに相談されて、ある程度方向性が決まったら、お子様にお話しするのがよろしいかと思います」

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